加藤政洋・河角直美『おいしい京都学』ミネルヴァ書房 2022年
加藤政洋・〈味覚地図〉研究会『京都食堂探究 』ちくま文庫 2023年
はしがき
第1章 上方〈麺〉問答
第2章 〈しっぽく〉の美学
第3章 なにを「とじる」か
第4章 食堂と町中華の不思議
あとがき
加藤政洋・河角直美『おいしい京都学』ミネルヴァ書房 2022年
はしがき
序 章 料理のテーマパークへようこそ
第1章 京に名物「いもぼう」あり
第2章 内陸都市の海川魚料理
第3章 江戸か関西か
第4章 とり鍋の近代
第5章 洋食は花街とともに
終 章 料理の聖地から
あとがき
『酒場の京都学』ミネルヴァ書房 2020年
はしがき
序 章 裏町の酒場から
第1章 〈茶屋酒〉の系譜学
第2章 酒場の登場
第3章 洋食酒場と花街
第4章 歓楽街の誕生
第5章 《裏寺町》の空間文化誌
終 章〈会館〉という迷宮
あとがき
『大阪 ― 都市の記憶を掘り起こす』ちくま新書 2019年
序 章 路地と横丁の都市空間
第1章 大阪《南/北》考
第2章 ラビリンスの地下街
第3章 商都のトポロジー
第4章 葦の地方へ
第5章 ミナミの深層空間-見えない系をたどるー
第6章 大阪1990-未来都市の30年ー
終 章 界隈の解体
あとがき
『モダン京都 〈遊楽〉の空間文化誌』ナカニシヤ出版 2017年
序章 文学の風景を歩く
第1章 京の〈宿〉-《上木屋町》の文人たちー
第2章 席貸と文学のトポロジー
第3章 鴨川畔の山紫水明-《東三本木》の文人たちー
第4章 花街周辺の宴席文化-山猫・配膳・雇仲居ー
第5章 廓の景観と祭礼-《島原》の太夫道中をめぐってー
第6章 祇園祭のねりもの-《祇園東》芸妓衆の仮装行列ー
第7章 鴨川納涼の空間文化史
第8章 祇園はうれし酔ひざめの・・・
-《祇園新橋》の強制疎開ー
第9章 「風流懺法」のあとさき-《真葛ケ原》の京饌寮ー
第10章 縁切りのトポスと「愛の空間」-安井金毘羅宮とその周辺ー
第11章 紙屋川の料理茶屋-《平野》と《北野》のはざまでー
終章 〈地〉と〈図〉のあいだに
*第2・10章 住沢杏子と共著、第6章 三浦実香と共著、第7章 加藤千尋と共著。
『那覇 戦後の都市復興と歓楽街』フォレスト 2011年
序 章 那覇の空間誌へ
第1 章 歓楽街の設置問題とビジネスセンター構想
第2章 遊廓から料亭街へ
第3章 都市計画と歓楽街(1)―《栄町》の誕生をめぐって―
第4章 忘れられた最初の商店街
―《神里原》の盛衰をめぐって―
第5章 変容する遊興文化―《桜坂》誕生の意味―
第6章 《ハーバービュー》の地理学
第7章 都市計画と歓楽街(2)―《辻》の再興をめぐって―
終 章 「都市動態の研究」へ
『敗戦と赤線―国策売春の時代―』光文社新書 2009年
はじめに
第1章 赤線の誕生
第2章 カフェー街としての赤線
第3章 特飲街成立のミッシングリンク―東京の事例から
第4章 駅に近接する個室付浴場街
―金津園(岐阜市)の來し方をたどって
第5章 赤線ではなく青線、それが問題だ
―国際園(岐阜市)の移転問題
第6章 京花街の周辺文化―雇仲居と席貸(戦後編)
第7章 戦後那覇の都市建設と「歓楽街」の設置問題
おわりに
『京の花街ものがたり』角川選書 2009年
序 章
第1章 遊所の盛衰
第2章 茶屋の遊楽
第3章 席貸の系譜学
第4章 祇園町と山猫
第5章 京花街の近代盛り場「千日前」の系譜
第6章 京花街の周辺文化―雇仲居と席貸ー(戦前編)
第7章 消えた遊所
終 章
『神戸の花街・盛り場考ーモダン都市のにぎわいー』
神戸新聞総合出版センター 2009年
第1章 神戸モダン名所 東から西へ
-幻のガイドブックを片手にー
第2章 小唄の風景をたずねて
ーモダン神戸の花街めぐりー
第3章 「西新開地」の成立と発展
第4章 盛り場化する商店街
第5章 元町ー西国街道から遊歩者たちの街へー
『花街ー異空間の都市史』朝日新聞社 2005年
序 章 花街のイメージ
第1章 花街―立地・制度・構成
第2章 都市再開発から生まれる花街
第3章 街のインキュベーター
第4章 慣例地から開発地へ―東京の近代花街史
第5章 遊蕩のミナト―神戸の近代花街史
第6章 遊所から新地へ―大阪の近代花街史
第7章 謎の赤線を追って―鹿児島近郊の近代史
終 章 なぜ、花街か?
『大阪のスラムと盛り場ー近代都市と場所の系譜学』創元社 2002年
第1章 大阪の「市区改正」計画
―悪疫流行時の衛生行政を中心に
第2章 「名護町」取り払い計画
―大阪初のスラムクリアランスをめぐって
第3章 木賃宿街「釜ヶ崎」の成立とその背景
第4章 黒門市場の成立事情
第5章 盛り場「千日前」の系譜
第6章 飛田遊廓以降の花街と土地開発
第7章 消費される都市空間
―遊歩者たちの足どりと語り